「お問い合わせへの返信」「予約確認のメール」「対応後のお礼の連絡」。毎日のように送るメールなのに、毎回ゼロから文章を考えていませんか?

実は、こういう“よく送るメール”こそ、ChatGPTを使うとかなり楽になります。一度「いつもの書き方」を整理しておけば、次からは必要な情報を伝えるだけで、返信文のたたき台を作れるようになります。

この記事では、パソコンが得意でない方でも始めやすいように、メール返信をテンプレ化する手順と、最初に作るべき3パターンの選び方を、できるだけかんたんにまとめます。

なぜ「テンプレ化」すると楽になるのか

メール返信に時間がかかる原因は、文章力だけではありません。大きな原因は、毎回ゼロから考えていることです。

この迷いが、1通あたり5分、10分と積み重なっていきます。でも、よく送るメールを見返してみると、実は8割くらいは毎回似た内容だったりします。

だったら、その「いつも書いていること」を一度テンプレートにしてしまえばいい。あとは名前、日付、内容など、変わる部分だけ差し替えれば完成です。そのたたき台作りを手伝ってくれるのが、ChatGPTです。

ステップ1:まずは「よく送るメール」を3つ書き出す

いきなり全部のメールをテンプレ化しようとすると、途中で面倒になります。最初は「これは毎週のように送っているな」というメールを3つだけ選びましょう。たとえば、こんなものです。

3つに絞る理由は、数が多いと何から手をつければいいか分からなくなるからです。まずは3つ。これだけでも、日々のメール返信はかなり楽になります。

ステップ2:最初の3パターンの選び方

どのメールをテンプレ化すればいいか迷ったら、次の3つの視点で選ぶと分かりやすいです。

1.回数が多いもの

まずは、送る頻度が高いメールです。1通あたりの時短は少しでも、回数が多ければ効果は大きくなります。毎日送っているメールがあれば、それが最優先です。

2.気をつかうもの

次に、書くたびに神経をつかうメールです。たとえば、お詫びの連絡や、断りの返信など。「失礼にならないように」と考え込んでしまうメールは、毎回かなり疲れます。こういうメールこそ、一度ちゃんとした型を作っておくと、精神的な負担が減ります。

3.定型的なもの

最後に、毎回ほぼ同じ内容で済むメールです。予約確認、受付完了、資料送付の連絡などがこれにあたります。内容があまり変わらないので、テンプレ化の効果が分かりやすく、最初の成功体験を得やすいです。

迷ったら、まずはこの「定型的なもの」から始めるのがおすすめです。

ステップ3:ChatGPTに「型」を作ってもらう

3つのメールが決まったら、ChatGPTにたたき台を作ってもらいます。たとえば、こんなふうに伝えます。

以下は、私がよく送る予約確認メールです。このトーンや言い回しを参考にして、今後使えるテンプレートを作ってください。
【過去のメール】ここに文章を貼る

ポイントは、「文章をそのまま作って」ではなく、「今後使える型にして」とお願いすることです。そうすると、次からは「田中様/6月10日/10時/2名」のように必要な情報を伝えるだけで、いつもの雰囲気に近い返信文を作りやすくなります。

注意:個人情報はそのまま貼らない

ここは大事です。過去のメールをChatGPTに見せる場合、お客様の名前、電話番号、住所、メールアドレスなどは、そのまま貼らないようにしましょう。

「山田太郎様/090-xxxx-xxxx/栃木県佐野市…」ではなく、「【お客様名】/【電話番号】/【住所】」のように置き換えてから使うと安心です。便利にすることも大事ですが、情報の扱いも同じくらい大事です。

ステップ4:使いながら微調整する

最初から完璧なテンプレートを作る必要はありません。実際に使ってみて、「ちょっと固い」「もう少しやわらかくしたい」「この一文はいらない」「最後に案内文を足したい」と思ったら、そのままChatGPTに伝えればOKです。

こうやって少しずつ直していくと、自分のお店や仕事に合ったテンプレートに育っていきます。

さらに便利にするコツ

慣れてきたら、よく使う指示をメモに残しておくと便利です。たとえば、

こういう指示をメモ帳に保存しておけば、次回から貼り付けるだけで使えます。また、テンプレートの中で毎回変わる部分は、「【お名前】/【日付】/【時間】/【金額】/【サービス名】」のようにしておくと、差し替えミスが減ります。

まとめ

メール返信のテンプレ化は、難しい作業ではありません。やることはシンプルです。

  1. よく送るメールを3つだけ選ぶ
  2. 回数が多いもの、気をつかうもの、定型的なものから選ぶ
  3. 過去のメールをもとに、ChatGPTに型を作ってもらう
  4. 個人情報はそのまま貼らない
  5. 使いながら少しずつ直す

毎回ゼロから考えるのをやめるだけで、日々の返信はかなり楽になります。まずは一番かんたんな「予約確認メール」や「お問い合わせへの返信」から、ひとつだけテンプレ化してみてください。小さな改善ですが、毎日の仕事の中ではかなり効いてきます。

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